側弯症
側弯症とは
側弯症(そくわんしょう)とは背骨が左右に曲がり、しばしば背骨の捻じれを伴う状態をいいます。
左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、左右の骨盤の高さの違い、胸郭(肋骨など)の変形などが生じます。


「変形のタイプ」
変形のタイプもC字にカーブしているタイプとS字にカーブしているものと4つのタイプがあり、なかでも逆S字にカーブしているタイプは最も多いです。




「側弯症の原因」
側弯症の原因として大きく分けて機能性側弯症、構築性側弯症の二つがあり、構築性側弯症についてはさらに特発性側弯症、先天性側弯症、神経原性側弯症、筋原性側弯症、その他の病気が原因で起こる側弯症などに分類されていきます。
「側弯症の分類」
・機能性側弯症
こちらのタイプは背骨に問題がある訳ではなく、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの痛みなどをかばって側弯姿勢をとっていたり、または普段から偏った不良姿勢で過ごすことが多いといったことが原因であったりします。
・構築性側弯症
1特発性側弯症:こちらは原因不明で思春期の女の子に多く発症し、側弯症全体の80%がこちらのタイプになると言われています。
2先天性側弯症(骨障害性側弯症):生まれつき背骨の形成異常で起きてしまっている側弯症です。
3神経原性側弯症および筋原性側弯症:脳性麻痺や筋ジストロフィーなど神経や筋肉の病気が原因のタイプで、別名「麻痺性側弯症」とも言われています。
4その他の病気が原因で起る側弯症:その他マルファン症候群による結合組織の異常や外傷による怪我、脊髄の腫瘍による側弯症など。
側弯症による弊害
・体の痛みなど:腰痛や背中の痛み肩こり、手足のシビレなど。
・内臓機能の低下:背骨の歪みにより内臓が圧迫されて内臓機能が低下する。
・運動機能の低下:背骨の歪みにより筋肉や関節可動域の不均衡が起こり運動機能が低下する。
・精神的ストレス:見た目の変化によって、水着が着れないとか身体的な不快感からストレスを引き起こす。
側弯症の角度を示す指標
側弯症の角度を示す指標にコブ角と呼ばれる指標があります。
コブ角とは、背骨の曲がり具合を角度で示す指標のことで、側弯している背骨の中で最も傾いている上下の背骨の部分を基準に、それらの交差する線の角度を測定したものです。医師がレントゲン画像を用いて測定しますが、測定時の姿勢や呼吸によっては5度前後の誤差が生じるとも言われています。

コブ角による判断基準
・10度以上:側弯症の可能性が疑われ、経過観察の対象となります。
・20度以上:側弯症と診断され、治療方針の検討が必要となってきます。
・40度以上:手術が検討されるようになってきます。
※一般的に10〜30度の範囲は筋肉バランスや姿勢の調整で改善や進行予防が可能性がある範囲とされています。
当院の施術の考え方
施術としては関節の歪みや捻じれを整えて運動療法などで固定化させていきますが、ご自宅などでのセルフケアが非常に大事と考えております。
側弯症による歪みや変形の強さには個人差があります。
そして歪んだままの状態でやみくもに筋トレすると、悪いバランスのまま筋肉がついてしまい、当然ながら姿勢や見栄えに影響を及ぼしてしまいます。
巷では様々な方法で側弯症による動画が配信していますが、全ての人に万能であるとは思えません。
また、何十分、何時間と時間をかけて、たくさんの種類をさせる方法もあるようですが、当院としましては個人個人に合ったケアをなるべく少ない手数でお伝えするよう心掛けております。







